「親知らずって抜くときに痛いのかなあ・・?」
こう思われている方の疑問にズバリお答えします。
結論:抜歯中は麻酔が効いたら痛くない。
Dr.Den
ずばり、麻酔が効いたら痛くありません
ただ、局所麻酔ですので押してる、とか引っ張られているとかいう感覚は残念ながら感じます。
抜くときにゴリゴリ押したり、削ったりするので振動を感じたり、器具で頬を引っ張ったりするのは若干我慢してもらわないといけないかもしれません…。
このように、麻酔が効いている最中は痛くありませんが、
麻酔が覚めた頃痛みを感じる場合が多いです。その時に鎮痛剤をうまく活用すると痛みが和らぎます。
関連記事↓
抜歯後の薬はどういう作用?飲み方にコツがあるの?
抜歯後に必ずと言っていいほど出される飲み薬。抗生物質と鎮痛剤(痛み止め)が抜歯の後に処方される意味や飲み方のコツなどについて解説します。
追記:よく麻酔が効くようにするためにも当日までに炎症を抑えておきましょう。
ただ、麻酔の効きにくい状態、というのはあります。
実は麻酔は炎症が起きているところには効きにくいのです。
体の中で炎症が起こっている部分というは酸性の状態になっており、そのような部分では麻酔が効果を発揮しにくいのです。
ですので、「親知らずが痛い」と来院した場合は炎症が起こっている場合が大半ですので、状況が許すのであれば、痛くて来院した当日はしっかり汚れの元を取り、解熱鎮痛剤などで炎症を抑える処置をして、次回炎症が収まったころに抜歯処置をする、ということが多いです。
ですので、みなさまも抜歯が決まったら、お口の中をきれいにしてコンディションを整えておきましょう!
コメント