たまに虫歯治療の時に青い光を当てられるんだけど、あれってなんだろう?
と不思議に思ってるかたがいらっしゃるでしょう。そんな疑問にお答えします!
青い光は白い詰め物を硬化させるために当てています
昔と比較して、今は歯科治療も進化しました。
昔は虫歯を取りのぞいた後の穴の処置は、
・アマルガムという、はじめは柔らかいけど後で固まる合金を使って直接穴のところに合金を直接詰めて埋める。
・インレーという、型取りをして技工所で作ってもらうタイプの詰め物を接着剤(歯科業界ではセメントといいます) で付ける
の2つしか方法がありませんでした。
直接詰める金属であるアマルガムは水銀をつかっているので健康上の影響も心配されているということもあって、永らくそれに代わるものをと開発が進められていたのですが、
Dr.Den
近年、レジンという白いプラスチックの虫歯の詰め物が開発されました。
レジンは、詰める時は液体から半固形くらいの硬さなのですが、光で固まる性質を持ちます。
このレジンは特に青い光に反応して硬化します。そのため、青い光を一定時間当てるのです。
なので、こんな風に、歯に白いプラスチックの詰め物を充填した後に専用の器具で光を当てているのですね。
(最近手芸の分野でもそういう材料が出ていてびっくりしました…。ネイルも光で固めるものがあるみたいですね。余談ですが)
Dr.Den
疑問を解決するお手伝いができましたでしょうか? 歯科治療、どんどん進歩してますよ〜‼︎
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