子供の歯が怪我で抜けた時の正しい対処法

子供の歯の外傷、折れた時に注意すべきことの説明のモデルの子供 小児歯科

どうしよう!うちの子、転んで顔をぶつけて歯が抜けちゃった‼︎折れちゃった!どうしたらいいの?

子供は動き回ります。時としては大人の予想がつかないようケガをします。

そんな中でも多いのが顔面のケガ。

子供って全力で走るので顔面から転んで、悲しいかな前歯を折れたり抜けたりという事態にみまわれることがあります。

Dr.Den
Dr.Den

そんな時でも慌てないで!適切な処置を行ったら元に戻せることがあります。

もしもの時のために対処方法を覚えておきましょう。

最近は、歯が抜けた、欠けた時に使用する救急グッズも販売されているので、それもご紹介します。

この応急グッズがあると、抜けた歯が再び歯茎にくっつけれる可能性が高くなるので、学校や保育園など、子供の歯のトラブルが起こる施設にも、ぜひ常備しておいて欲しいものです。

ぜひこれを機に知っていただけたらと思います。

スポンサーリンク

子供の歯がケガで折れた、抜けた、グラグラした時は早めの処置で元の位置に戻ることがあります

お子さんには歯のケガが多く起こります。

乳幼児の頃は歩きか不安定で、顔面から転倒することが多く、前歯をぶつけます。

また学童期の頃はボールがぶつかったり転倒し、歯を負傷します。

ぶつけ方によっては、歯がグラグラになったり抜けてしまったりすることがあります。

抜けてしまったらおしまい。元に戻らない…と悲しむのは時期尚早、適切な方法を取れば歯が元の位置に戻せる可能性があります。

ポイントは、

 

Dr.Den
Dr.Den

ケガ(外傷)で抜けた歯の根っこに付いている歯と骨をくっつける細胞が死なないうちにばい菌が感染するまえに歯医者さんで元の位置に戻すことです。

これが出来れば歯を元の位置に戻せる可能性が高まります。

なにより時間勝負です。

これから以下の対応をして歯科医院に直行してください!

抜けた歯、折れた歯はさっと洗うくらい、洗い過ぎない

 

抜けて落っこちた歯はキレイに洗わなきゃ!

と思うかもしれませんがちょっと待って!洗いすぎないようにしてください。

歯の根っこの所に「歯根膜細胞」という細胞が付いていて、それが元気かどうかが歯がまたくっつくか(再植)どうかにとても重要なんです。

水道水や生理食塩水は歯根膜細胞が生きている環境と違う成分の液体なのであまりかけすぎると弱ってしまいます。

Dr.Den
Dr.Den

ですので洗うときはさっと、洗わないくらいでいておきましょう。

子供の歯を持っていく時にベターなのは牛乳など。しかしベストではない

ではこの歯をどうやって持ち運んだらいいの?

となります。

先程から、歯根膜細胞が重要!と書いてますが歯根膜細胞が生きているためには乾燥状態ではなく、何らかの液体に漬かった状態でいることが大切です。

ではどんなものがあるのか?いくつか候補を挙げてみましょう。

  1. 牛乳

    牛乳は歯の生きている環境に近いので良いとされています。しかし人間とは異なるタンパク質が入っているのでベストとは言えません。

  2. 生理食塩水

    体の環境に近いので悪くはないのですが歯根膜細胞の生きている環境と全く同じではないのでやはり歯根膜細胞が生きるには過酷な環境です

  3. 唾液

    口の中に含んで持ってくる人もいらっしゃいますが口の中にはばい菌がいて、歯根膜細胞に感染してしまい、くっつくのが難しくなります。

緊急で持っていかなければならない事を想定して、身近で手に入る液体の中で使えそうなものを候補として挙げてみました。

しかし、実の所は残念なことに緊急の時に手に入るもので、歯の保存にベストだ!という液体はなかなか無く、やや難ありだけど急いで行ったらなんとか大丈夫かな?というクオリティであるのが実情です。

ですのでこの後はできるだけ早く病院へGo!してなんとか歯根膜細胞が元気なうちに対処できるようにしましょう。

ベストなの歯の保存液。販売されていいます。施設などの救急箱に常備されることを望みます

Dr.Den
Dr.Den

もっともベストなのは「歯の保存液」です。ご存知ない方が大半だと思いますのでこれから説明しますね

「歯の保存液」、商品名は、

(株)三和製作所 ティースキーパー『ネオ』という名前です。

これは歯の移植、再植のために作られた保存液で、歯根膜細胞のPHに合わせています。

良いコンディションで歯科医院まで運ぶことが出来るため、元通りになる確率が高くなります。

最近はアマゾンでも販売しているのを知り、驚きました。

小さいお子さんのお母さんはお出かけセットに入れて置いたら安心かもしれません。

なにより保育園や幼稚園、学校スポーツ施設など、歯のケガが起こりやすい施設で常備されることを望みます。

ちなみに有効期限は2年とそこそこ長いです。

Dr.Den
Dr.Den

このサイトを見ている学校薬剤師さんも、ぜひ導入の検討をお願いします。

すぐ歯医者さんへ!

そして、歯医者さんに行く段取りをつけましょう。

行く病院を決めたら予め電話をしておくほうが良いかもしれません。

特に、歯が抜けた時は固定をします。

歯医者さんによっては器具が揃ってなかったり得意で無いところもあるので、歯の状態をお伝えするのと受け入れ可能か聞いてから行ってみてください。

どんな処置がされるの?

歯医者さんにいったら恐らく固定をされます(診断によっては他の処置の可能性もあります)両隣の歯とワイヤーと接着剤で留める処置です。

その後の経過

その後数週間で固定を取り、くっついているかどうかを確認します。

くっついていたら一安心ですが、その後もトラブルが起こりやすいので定期的に経過観察します。

 

 

Dr.Den
Dr.Den

いかがでしたか?起こってほしくはありませんが起こってしまったら慌てず、参考にして下さい! いっぱい遊んで楽しい時間をお過ごし下さいね!