【歯科医師転職体験談①】歯科医師求人サイトを利用した理由と登録方法について

歯科医師転職サイトを利用した転職体験談若手Dr. DH向け

こんにちは~ Dr.Den です。

今回は以前私が歯科医師の転職サイトを使って転職(←歯科医師として勤務先を変えたので職は変わっていません。転職と書いたら紛らわしいので表現を変更しました。2017年11月19日変更)求人サイトを使って職場を変えた経験を忘れる前に記事にしてみたいと思います。

歯科医師の方々の傾向として、卒後比較的早い時期に開業するし、開業する前の勤務にしても大体知り合いの先生のつてか、あっても大学の求人票を使って就職先を決定する人が多いので、就職先の決め方について考えたことのない人が大半なのではないでしょうか?

自分もまさか自分がそれ以外の方法で就職先を探すとは思っていませんでしたが、世の中何があるかわかりません。

特に女性の先生の場合、パートナーが会社員で転勤などしたら、全然土地勘なし知り合いなしのところで就職先を探す事を余儀なくされます。私が卒業した〇年前(2,3年前よりずいぶん前です)ですでに女子はクラスの3分の1でしたので、今後はますます手持ちのカード以外の方法で就職先を探さないといけない人が増えるはずです。

時間を経てなお、歯科医師は本当にやりがいのある職業だなと改めて思いましたので、キャリアを途切れさせないためにも、私の経験がお役に立てれば‥。と思います。長くなりそうなので何回かに分けてアップしていきたいと思います。

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求人サイトに登録してみた。その理由は?

歯科医師求人サイトは登録していなくてもそこそこ情報が載っている。

職場を変えることを考える前から、歯科医師求人サイトはちょくちょく覗いていました。純粋に当時勤めていた以外の職場ってどんな雰囲気なんだろう、と知りたかったからです。正直、歯科医師求人サイトは登録していなくても結構情報収集はできます。求人サイトによってまちまちですが、登録していなくてもほとんどの情報が見れる太っ腹なサイトもありますし、直接コンタクトが取れないように医院の名前と住所が非公開になっているだけのところなどもあり、興味本位で見るくらいなら十分楽しめるかと思います。

歯科医師求人サイトに登録したいと思った理由

時が経って、求人活動を余儀なくされることになりました。しかしいざ自分で動くとなると、従来の方法だと色々と動きにくさを感じたのもあって、歯科医師求人サイトの活用を検討する気持ちになりました。

そもそも自分の就職したい地域に紹介を頼める人がいない

これが一番大きかったように思います。結局、つてを頼ると地域が限定されてしまいます。頑張って探してくださって、つてのつてを頼って片道2時間とか。とてもありがたいのですが有り難いだけに紹介者の手前無下にもできず‥と、わたしの希望する地域だったら、このような結構気まずい感じになることが想像できたので紹介は避けました。

何かあった時にご迷惑をかける相手が最小限に減る

これも上記の理由と重複するのですが、紹介を頼むと多少なりともその人の労力を使うので、医局などのビッグネームの方に頼むのはいちペーペーとしては気が引けますし、あまつさえ面談を断ったり、何かあって辞めないと行けなくなった時、場合によっては顔向けできなくなるかも‥と思うとなかなか気が進みませんでした。本当はそこまで考えなくてもいいのかもしれませんが私はチキンなもので…。

第3者の意見が聞きたい、第3者に代行してもらいたい

次に、大学の求人票、というのも考えました。これはドライでいいですが、紙面だけで決めるのはさすがに厳しいように思いました。ちょっとは誰かに相談したい…。また、面談のアポイントを取るのに電話を掛けたり設定したりを自分で行うのも(そりゃ社会人なので出来ますが)当時は仕事は継続していたのでなかなか難しいものがあったので、仕事の合間を縫って行うというのにも困難さを感じていました。とはいえ、このまま忙しさに負けたら前に進めないし、と思っていましたが、求人サイトはアポイントなどのセッティングもしてくれる、という事でがぜん乗り気になりました。

交渉や断るときのために間に人を挟んでおきたい

良いなと思ったところでの面接というのは、「受かりたい」という気持ちが先に走って、何でも「はい、頑張ります!」モードになってしまうのが私の悪い所。労働時間や賃金の件など、はじめにしっかり話し合っておかないといけないところがなあなあになってしまいそうだったので、後でしっかり交渉・確認ができるためにも人を挟んでおくべきか、と思いました。逆に相手の譲れない部分も間に人がいると言ってくれやすくなるのでずれがなくなるかと。また、一番言いにくい断りの連絡も入れてくれ、また、相手理由で不採用だった時のフィードバックもフランクにしてくれるので、次に役立てられます。申し込んだときはこの点はあまり気にせず申し込んだものの、後になってよかったなと思って大きなポイントです。

歯科医師求人サイトに登録したらどうなるのか?

歯科医師求人サイトに登録したらすぐに転職活動が始まる訳ではない

今まで閲覧しかしていなかった歯科医師求人サイトに登録してみました。住所氏名、生年月日、電話番号、メールとほぼフルセットの個人情報が必要なので、嫌な人は嫌かも‥。

背は腹に変えられずということで個人情報を登録し、活動をスタートさせました。

しかし、すぐに活動が始まる訳ではありません。多くの歯科医師求人サイトは自分のステータスを設定できる設定になっていて、登録したけど休職中、就職中、などにしているばあい、募集中の歯科医院の閲覧のみで相手側からのアプローチはありません。

自分のステータスを求職中、もしくはエージェントからのアプローチを許可するなどの設定にすると歯科医師求人サイト側からのアプローチが始まります。

エージェントからのメール

と、いう訳で登録した後にすぐにステータスを求職中にしたところ、エージェントからのメールが来ました。今回登録したことへのお礼と、地域を設定していたので、さっそく数件先方のおすすめの候補先の情報が送られてきました。思った以上に速い展開で驚きましたが、本格的に求職活動にはいったんだなという事を実感しました。

 

次回はエージェントとコンタクトを取ってみた編です

ながくなりそうなので、不定期に何回かに分けて記事にしたいと思います。次はエージェントに直接会ってみた編になるかと‥。

 

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