【歯科医師転職体験談④】歯科医師求人サイトを利用した医院見学と面談の実際

歯科医師転職サイトを利用した転職体験談若手Dr. DH向け

こんにちは!Dr.Denです。以前からぼちぼち続いてるシリーズ、やっと今回は医院見学と面談編です。書き始めたら結構記憶がぽろぽろと出てくるもので、着手する前は前後編くらいで終わるかなと思っておりましたが、今回で第4回を重ねました。

この調子ですとあと1,2回ほどは続くかな?と思います。しばしお付き合いください。

前回までのお話は

第3回 見学までのコンサルタントさんとのやり取り↓

【歯科医師転職体験談③】歯科医師求人サイトを通した歯科医院見学アポ取りの実際
歯科医師転職サイトを経由して行った医院見学のアポイント取りの体験談です。正直とても助かりました。アポ取りの流れや利用して良かった点を記載しています。

第2回 求人サイトのコンサルタントさんとの接触↓

【歯科医師転職体験談②】歯科医師求人サイトのコンサルタントさんとのやり取りについて
歯科医師専用転職サイトに登録した筆者。登録するとすぐに求人サイトのコンサルタントさんから連絡がきました。そのやり取りについて記事にしています。

第1回 求人サイトへの登録↓

【歯科医師転職体験談①】歯科医師求人サイトを利用した理由と登録方法について
実際に歯科医師転職サイトを使って転職した筆者が体験談を書きました。第一回目は転職時に求人サイトを利用した理由と登録の実際についてです。

となっております。

では始まります~。

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3医院との見学、面談が決定。

初めは1医院のみ、興味があるところをというつもりの申し出だったのですが、あれよあれよという間に3医院の見学、面談が決定しました。決定する前にも相手先への面談の打診の進捗を逐一送ってくれたので、それぞれの医院の感触なども把握しながら面談に臨む事が出来ました。3医院の見学と面談がフィックスした時点で、

  • それぞれの医院の面談・見学日時
  • 当日のスケジュール
  • 持ち物

などの情報を一括にまとめてメールをしてくれたので、情報の整理に役立ちました。

 

当日はコンサルタントさんもついて来てくれることに

で、3医院の見学のうち2医院に関してはコンサルタントさんの時間の調整が付いたので、同行してくれることになりました。本当はあまり同行というのはないみたいなのですが、今回の医院が丁度その会社から離れていないのと、その医院がどのような感じなのか一度訪問したいという利害関係が一致したようです。今まで親身になってくれて、メールのやり取りも頻繁にしていたので、一度お話してみたいなあと思っていたのもあり、一緒に同行してくれるのはとても心強かったです。

いよいよ見学・面談当日。医院に行く前にコンサルタントさんと待ち合わせる。

見学・面談当日は、訪問時間15分ほど前に医院の近くの喫茶店でコンサルタントさんと待ち合わせをして臨みました。初めてお会いしましたが今までメールのやり取りも頻繁に行っていたのであまり初対面という感じもなく、会話も弾みました。私がこれから見学する医院がどんな雰囲気なのか、という具体的な話もさることながら、歯科医師の求人ってどんな人が利用しているのか、とか、最近の歯科業界の話など、総論的な世間話なんかもしました。

特に面白かったのが、「歯科医院って最近は倒産が多いと聞きますが、そんなに経営が立ち行かないんですか?」と聞いてみたのですが、それに対して「今まで開業していた先生が勤務医希望として弊社を利用することがしばしばありますが、開業を辞めた理由は経営困難というよりも、スタッフさんの雇用とか、医院そのものの運営に困難を感じて開業医から勤務医に戻るみたいですよ。」と聞き、へええ、実際聞いてみないと分からないものだなあ、と思いました。

確かに歯科医院って、規模にもよりますが、衛生士さん、助手さん、受付さん、どのスタッフさんが欠けてもすぐ立ち行かなくなります。想像以上に大変そうです。開業する前にそのあたりの勉強もしっかりしておかないと。。(とはいえ開業するかどうかはわかりませんが)

 

そして医院見学・面談

そして、医院見学がはじまりました。3医院とも見学した後に面談という段取りです。3医院とも白衣に上履きといった服装で、1~2時間ほど見学しました。医院によっては診療風景だけでなく、どのような器具、材料をつかっているのかとか、初診の流れとか、バックヤードを見せてもらったりというところもありました。医院見学をするとその医院の普段の忙しさや、どのような説明をしているのかなどが見れて、自分の目指している診療スタイルと近いかどうかが分かるので絶対しておいたほうが良いと思います。、また、一度勤務したら平日の診療時間はほとんど動けないので、ホント他院がどのように診療しているか知る機会、どのような器具、材料を使っているか、説明はどういう風にしているか、とか、って皆無に等しいんですよね。特に、臨床経験を積むと、今の診療でここをもう少し工夫したいと思ったときに、他の先生はどうしているのかなあ、と知りたい欲求が出てくる時があります。そのような時、こういう見学の時にメモったことなんかが新しい工夫のヒントになったりするので、ぜひ今後の参考のためにも機会があったら見学をしてみてください。

見学が終わったら、先生との面談が行われました。

どこの医院も大きくは二つ、勤務条件についてと、この医院でどうなりたいかについて聞かれました。

この医院でどうなりたいか、というのは、将来開業を見据えて開業する先生と末永く勤務を続けていきたい先生とで、勤務希望する年数も勤務を通じて学びたいこともだいぶ異なってくるために確認されたのだと思います。私の希望としては当分開業は考えていないので、それが認められるのであれば末永く勤務したいと回答しました。

見学・面談をした3医院はどれもその希望に関しては快諾されましたが、医院の中には「今までは勤務して開業がセオリーで、ずっと勤務希望というのは私たちの世代ではあまり聞かないことだったので、今後どのようになるのかは注目してみていきたい」とはっきり言われる先生もいらっしゃいました。この業界、一生勤務で終わるっていうのはなかなか珍しいことなんですね。

後は勤務条件です。常勤なのか、非常勤なのか、週何回希望なのか、給与に希望があるのかとか。給与に関してはどのくらいの治療が出来て、こういう治療は未経験、など自分の経験年数やキャリアをお伝えして、その中で折り合いをつけてもらう感じでお伝えしました。

次はついに最終回かも

この連載もついに終わりが見えてきました。次で勤務先決定の予定(?)です。もしかしたらそれプラス追加として勤務開始後についても記事にするかもしれません。お楽しみに‥。

 

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※このサイトは歯科臨床の一般的な見解を記載しています。

全ての人の口腔内の状態や事柄が当記事の内容と一致する訳ではありませんので、実際に診察を受けた先生の判断に従ってくださいね。

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