【歯科医師転職体験談⑤】歯科医師求人サイトでの勤務先決定、入職とその後

歯科医師転職サイトを利用した転職体験談若手Dr. DH向け

こんにちは~! Dr.Denです。書き始めたらそこそこ長編になったこのシリーズ、この回で最終回です。今までの経緯は

第4回 医院見学と面談↓

【歯科医師転職体験談④】歯科医師求人サイトを利用した医院見学と面談の実際
歯科医師転職を考えた筆者が歯科医師求人サイトを利用して実際に医院見学や面談を受けました。その体験談について、流れやメリットを詳しく書いています。

第3回 見学までのコンサルタントさんとのやり取り↓

【歯科医師転職体験談③】歯科医師求人サイトを通した歯科医院見学アポ取りの実際
歯科医師転職サイトを経由して行った医院見学のアポイント取りの体験談です。正直とても助かりました。アポ取りの流れや利用して良かった点を記載しています。

第2回 求人サイトのコンサルタントさんとの接触↓

【歯科医師転職体験談②】歯科医師求人サイトのコンサルタントさんとのやり取りについて
歯科医師専用転職サイトに登録した筆者。登録するとすぐに求人サイトのコンサルタントさんから連絡がきました。そのやり取りについて記事にしています。

第1回 求人サイトへの登録↓

【歯科医師転職体験談①】歯科医師求人サイトを利用した理由と登録方法について
実際に歯科医師転職サイトを使って転職した筆者が体験談を書きました。第一回目は転職時に求人サイトを利用した理由と登録の実際についてです。

となっております。

今回は、面談の後のコンサルさんを通じた詳細な勤務条件のすり合わせ、面談結果のフィードバック、そして就職、その後についてのお話です。

歯科医師の求職活動、あまりレポートがないかと思いますので、悩まれている諸先生はぜひご参考に。特に、女性の先生は伴侶の方の勤務先の兼ね合いで卒業大学から離れた所に住んでいるために勤務に二の足を踏んでいる‥という方も少なくないと思います。勤務先の決定にどれが正解かは結局のところ分かりませんが、手間のかからない復職活動なので、復職方法のバリエーションの一つとして知っていてもいいのではと思います。

それでは始まります~!

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医院見学・面談とその後

当日聞き逃した待遇面の詳細に関してはコンサルタントさんがメールで聞きなおしてくれることに

そんなこんなで3医院の医院見学と面談を行ないました。どの院長先生も時間の取れ具合は多少ありましたが見学時にも時間が空いた時に親切に医院内の説明をしてくれました。また、面談でも今後の私のビジョンを聞いてくれ、その中で医院で勤務したら達成できることは何か、親身になってお話してくれました。

かなり忌憚なくお話しできたのですが、待遇面の細かな点に関しては聞き逃した所もあったので、そのような点に関してはコンサルタントさんが後日メールで聞いてくれることになりました。

3医院中2医院コンサルタントさんが同伴する、という面接では珍しいシチュエーションだったようです。面接中は特に会話に入ってくるような感じではなく、本当に同伴という感じでしたが、面接が終了してから、例えばこの医院の感じはコンサルタントさんから見てどうおもいますか、とかちょっとした意見が聞けて良かったです。

面接後、それぞれの医院の意向に関してコンサルタントさん経由で連絡が

面接終了後に数日たって、こちらの待遇面などの質問や希望をお伝えした後、3医院の意向に関してコンサルタントさんから連絡がありました。

結果としては1医院はぜひ採用で、2医院は前向きには検討していただいているが、1医院はもう一人の採用希望者と迷っているところ、もう1医院は当初考えていた採用希望者より経験年数が少ないので待遇などを募集で出していたものと変更するのなら採用でもいいかなあ、といった状況でした。

やはり、自分のキャリアと希望する人材がぴったりマッチングすることは少ないかな、と思っていましたので、ある程度予想していた回答でしたが、合わないところがあるながらでも前向きに検討してくださるというのはありがたく思いました。

コンサルタントさんは結構詳細なところまでコメントをいただいて来ていて、どんな印象を持っていただいたかとか普通に面接を受けたらこちらの耳に入ってこないことなども教えていただき、色々と参考になりました。

このように、一通り3医院の状況に関してお教えいただいた後、どの医院に決めるか連絡くださいとのことで、決定し、連絡貰ったら

時期を見て丁重にお断りを入れますので、今後の対応に関してはお任せいただければと思います。

とのお言葉が。大学の求人票での就職活動など、自分でする場合は、こういうのがしんどいですよね。。余計なことで神経をすり減らすのは大変なので、(特にこの後現職の退職活動に本当に心身ともにすり減らしましたので、ちょっとでもラク出来て良かった‥。)ホント、助かりました。

その後のやり取り

と、いう訳でこの後ここだという医院に決定し、ここに決めますという連絡を入れました。

入職希望の医院と直接連絡を取り、お互い何回かの連絡で意向を確認し、入職が決定した頃に他の2医院に辞退の連絡を入れてもらいました。辞退のご連絡に関してもそれぞれの医院の院長先生から「またご縁があったら、良い歯科医になってね」との温かいコメントをいただきほろときました。(弱っていた時期なもので‥。)

そのあとは直接入職先の医院とのやり取りで詳細は決めましたが、状況はどうかちょくちょくメールをもらったりし、その3か月後に無事入職することになりました。

追記:退職活動もなかなか大変なので、余裕を持って行うほうが良いですよ!

よし勤務先を変えよう、と思ってから次の勤務先が決まるまで、およそ3か月かかりました。期間としては3か月でしたが費やす労力のほとんどがメールのやり取りで、あとは履歴書の作成に数時間、面接に半日×3 といったところでしょうか。このくらいですので、通常の勤務を行いながら活動を行うことが出来ました。

このように新しい勤務先を決定してから退職活動を始めた訳ですが…。

はっきり言って転職活動の数倍、時間と労力と精神力 を費やしました

期間としては3か月かかったのですが、出勤している日はほぼ毎日何らかの退職に関しての活動をしなければいけない感じでした。慰留やら説明やらなんやら、また、後続の人がすぐいる訳はないので、少なくてもこの期間まで仕事してほしいとか、ここまでにはこの案件は済ましてほしいとか、特に最後の数週間は言われたことをこなすので大変でした。

労働基準法上は2週間前にこちらからの通知で済むんですが、今までお世話になった手前、性格的にもドライに対応することもできず。

ですので、勤務先が決まっても自分が思ったよりもすぐに辞められないことも多いと思いますので入職開始希望日は、経済的に許されるのであれば少し余裕を持った日程にするほうが良いかと思います。

 

いかがでしたか?長らくのシリーズにお付き合いいただきありがとうございました!

書いてみて、ああ、そんなこともあったなあと思いだすことも多く懐かしい限りです。誰かのお役に立てれば幸いです。

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※このサイトは歯科臨床の一般的な見解を記載しています。

全ての人の口腔内の状態や事柄が当記事の内容と一致する訳ではありませんので、実際に診察を受けた先生の判断に従ってくださいね。

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